子供のやる気、講師のやる気、保護者のやる気

僕はやる気と言う言葉が嫌いだ

何かをやらない言い訳に主に使われる言葉だからだ

なんかやる気が出なくて出来ませんでした

やる気がなくて集中できない

今日やる気ないんだよねー

うるせぇよ!

いいかい

やる気を理由にするときはね

たいてい諦めた時なんだ

自分はやればできる

でもやる気がないからできない

能力が低いわけじゃなくてやる気が出なくて

やってないからなんだよ

やればできるんだよ~

ってね

じゃあやれば?

やればできるならやれば?

君はやる気が出ないんじゃない

怖いんだ

頑張って結果が出なかったとき

自分に能力がないって思い知ることになる

怖くて怖くてたまらないだけなんだ

じゃあ我々講師や保護者側の大人が

子供たちにやる気になってもらうにはどうしたらいい?

答えは無い!

無理だ!

できるのは勇気を与える事だけ

心にエネルギーを入れてあげる事

そのためには我々にエネルギーが必要だ

大人だろ?できるだろ?

なんてことは言わないよ

だって、すっごく難しいことを言っている

でもね、本当は簡単なんだ

自分自身に、そして他人に与えるエネルギーって事は

出来ないことではなく出来ていることに注目していくことだよ

それは日常生活でも変わらない

朝起きて、顔洗って、ご飯を食べて、準備して、学校や会社に行って生活している

そんな今日を送れているじゃない

こんなにも出来ていることに溢れている

すごいことだよ、歩けもせず、言葉も話せず、

泣くことでしか主張できなかった我々、赤ん坊だった人間が

こんなにできるように成長した

人生の99%は出来ていることで

1%の失敗や出来ていないことには注目してはいけない

無視をしろ、見るなって意味じゃないよ

次に生かせたじゃない

やったー

素晴らしい経験をしたねって思うの

そうやってお互いの出来ていないことは見て

出来ていることに多くの注目を与える

たった1パーセントの出来ないに

99%の注目を与えてはいけない

君だって僕だってみんなみんな

出来ている

そうやって認め合いながら

心にガソリンを入れる

エネルギーに満ち足りた心は

あれ、なんかイケてるじゃん

って調子に乗る

言葉は悪いが豚もおだてりゃ木に登るだよ

調子に乗って良い調子で走り抜ける人生は最高だよ

みんなで一緒に走りだそう

僕たちはみんな出来ている