子供様にしないために③

さてさて、日にちが開きましたが第三弾です。

今回は親の呼び方についてです

子供様にしてはいけない① – 光生塾

子供様とは – 光生塾

子供様にしないために② – 光生塾

いままでのを読んでない人は是非合わせてご一読ください。


親に対してお前と呼ばせてはいけない。

子供から、お前とか、あんたとか

呼ばれていませんか?


残念ながら呼んでもいいという空気感を作った時点で

子ども様教育が始まっています、


親と子の距離が近いということはとても良いことです

子供が親を頼り甘えることが出来るということは

親に対して安心感や信頼感を持っている証拠と言えます

この安心と信頼から子どもは愛を受け取り

親は自分のことをは無条件に受け入れてくれる存在だと認識します。

そういった思いが

子どもの行動する原動力となり

勇気をもってチャレンジする精神を育てます。

また失敗しても無条件に受け入れてくれる存在は

失敗しても立ち直る力になります。

しかし、いくら距離が近い存在であっても

そんな受け入れてくれる存在である親に対して

お前などと使わせてはいけません。


日常を思い出してみてください。

お前やあんたという呼び方は

目上が目下の存在に対して使う場合がほとんどです。


このような関係性は

年齢や場所、環境においての上下が誰が見ても存在している状態です。

子の上下関係がある場面において

使える言葉です。

例えば先生が生徒に

お前らなら出来る!

と言ったり。


上司が部下に対して

お前はやるやつだと信じていたよ。

兄が弟に

お前がやりたがってたゲーム一緒にやろうぜ。

などの様に使います。

違和感は感じないと思います。

子の上下関係が存在したうえで使う言葉なのですから

子が親に対して使うということは

親が子の下だという上下関係が出来上がっているという証です。

その空気が出来上がり受け入れている状態は非常に良くないです。

子供も親も共通してお笑いが好きな場合

ツッコみとして

お前何やってんねん!

みたいに使うのはこれに当てはまらないですし。


家族劇場的に夕食時それぞれがキャラになりきって話す遊びなどでは使ってください。


空気を読み、使い分けるという力は重要なのでね。

ただ子供はそこから言葉の範囲を広げてこようとするので

しっかりと線引きするか

お前っていうなや~と

お笑い風に突っ込み返して牽制はしておきましょう。