高校受験まで残り32日と迫ってまいりました
限られた時間の中で毎日を過ごし悔いのない入試にするため
どこに重点を置くかが重要になります
特にお子様の「気力」「体力」を充実させるには
保護者の適切なサポートが欠かせません。
入試が近づくということは、保護者の方はもちろんのことですが
何よりも皆様の愛するお子様方に多くの不安とプレッシャーや後悔
いろいろな圧がのしかかっている状態です。
ですから、受験直前の最大の課題は
「お子様の健康と安定した精神状態を保つこと」となります。
受験直前の勉強の進め方
受験までの日数が、残り少なくなってくると、「1点でも多くとりたい」という気持ちが強くなります。
その中で基礎に不安がある単元でさえも新しい問題に挑戦したくなるでしょう。
しかし基礎が固まっていない場合、これが逆効果になります。得点力が下がってしまうのです。
ではどうしたらいいか
基礎の再確認に重点を置く
中間テストや期末テストはテスト範囲が限られており
短期記憶でもよい点数が取れるものとなっています。
それゆえ短期記憶力が良いお子様や真面目なお子様は高得点を取ることが少なくありません。
しかし、活用系の総合問題になると途端に点数が取れなくなってしまう方が少なくないです。
これは基礎が固まっていないことが原因であると言えます。
基礎固めを軽く見て復習を怠ると、応用が利かなくなり
取れるはずの問題が解けません。
基礎を深く理解することが、応用問題のひらめきにつながるので
模擬テストで解けなかった範囲は学校ワークや塾のワークを活用して基礎固めをしましょう。
お子様のサポートの仕方
ここからは保護者の皆さまに向けて書かせていただきます。
前述した通り、受験直前期のお子様は「精神的に不安になり、勉強に集中できなくなったり、体調を崩しがちになったりする」ということも少なくありません。
保護者の皆さまのサポートが何よりも大切になってきます。
では皆様の愛するお子様たちに対してどのようにサポートしていけばいいでしょうか。
意識していただきたいポイントをまとめさせていただきます。
お子様への声の掛け方
保護者の皆さまはお子様にどんな言葉をかけてあげれば良いのか
気になるところでしょう
しかし、掛ける言葉の選択を気にするよりも
「いままで一生懸命頑張ってきたから、入試の合否にかかわらず、努力を認めてあげよう」という気持ちで
接することの方が重要です。
そうすれば、おのずと前向きな言葉をかけてあげられるようになります。
それから入試を意識しすぎないように普段通りの生活を心掛けて、家ではリラックスできるようにしてあげてください。
お子様の体調管理について
受験直前の冬の時期は、気温が低く乾燥しやすいのでウイルス感染などが気になる時期です。
この時期の感染は勉強できない日々を作り出してしまうため、後れを取ってしまうだけでなく
勉強できない不安からメンタルが落ち込んでしまいます。
そうならないように日頃の感染対策をしましょう
日々の生活では栄養バランスの良い食事と十分な睡眠を心掛けてください。
睡眠時間を削って勉強しても、睡眠不足による脳の疲労で効果がありません
保護者の皆さまも夜遅くまで起きているのを見かけたら声掛けをお願いします。
まとめ
簡単ではありますが受験直前の過ごし方をまとめさせていただきました。
ポイントは「お子様の健康と安定した精神状態を保つこと」
いままで200名以上の生徒を見てきましたが
最後の1カ月で驚くほど伸びる生徒がほとんどです。
いままでの頑張りがやっと実り結果につながっていく大切な1ヵ月です。
そして多くの生徒たちがこの1か月でドカンと成績を落としてもいます。
そんな生徒の共通点が諦めからくるものです。
そしてそのきっかけのほとんどが保護者の方からの声掛けでした
結果に注目し、「こんなんじゃだめだから志望校を落としなさい」そんな一言です
まだまだ繊細な時期のお子様は保護者の皆さまからの期待を失ったとたん本来受けるはずだった希望の高校どころか
もし届かなければここにしようと決めた滑りどめの高校ですら合格できないほど成績が落ちてしまう
ということが少なくありません。
15歳の中学生とはいえまだまだ子供の彼らは
小さい頃のお子様と同じように自然と保護者の皆さまの期待に応えようとします。
無意識ではありますがそういうものなのです
保護者の皆さまが子供たちよりも先に諦めてしまうことは避け
最後の最後、志願先変更が可能な最終日までは
愛するお子様の努力を信じて期待してあげてください。
光生塾に通っている彼ら、彼女らは本当によく頑張っています。
今にも泣きそうな悔しい結果をみても
自身の行きたい高校に合格するため努力しています。
数か月前のすがたとは全然変わり休憩時間ですら勉強したり、問題を出し合ったり
本当に良いチームになったと感じます。
そんな彼ら彼女らを信じてあげてください。
くれぐれもお子様の成績が落ちてしまう原因になってしまわぬようお願いいたします。
最後の最後、今までの結果を見て
判断は下させていただきます。
その判断をもとに話し合い
受験校を決めていただきますよう
宜しくお願い致します。