岡田 光生塾がテスト前にしないこと
それは
手取り足取り教えたり
学校の先生に合わせたテスト対策プリント
を提供しないことだ
保護者の方からするとただの自習じゃないか
と言われてるかもしれない
でも僕が思うにそういうことを言う保護者の方って
自分が学生時代の時に勉強してこなかったんじゃないかな
だってさ、本当に学力が伸びるのって自学しかないもん
塾で与えたテスト対策問題を記憶しろって課題
テストが終わってからも覚えている人ってどのくらいいるんだろう
今までの経験上、そういう講師の下で育った生徒には少ないよ
特に最悪なのが高校に進んでから
高校の先生に合わせた対策プリントなんて誰も作ってくれないから
何していいかわからくて成績が落ちたなんて話はよくある話
中学生の今のうちに自学力を身に着けてないと
一人で学習なんてできない
僕はそんなことをする塾は最悪だと思う
子供の面倒を見るっていえば聞こえはいいけれど
面倒見がいいってことは
つまり子供の面倒を奪っているんだよ
生徒の面倒臭いに成長は隠れていて
臭いモノにフタをして怠けるならまだマシ
できない理由が明確だからね
でも大事なのは臭いモノを代わりに見てあげる面倒見なんかじゃない
その臭いモノをどう処理するかの力なんだ
だから僕ら塾のやる仕事って言うのは
臭いモノに精一杯立ち向かっていく生徒の姿を見守って
対処法に悩んでいるときに少しだけヒントを上げる事
それしかないんだと思うよ
ご家庭で例えるなら
多分料理が一番感覚的には近いんだと思う
今は便利な時代だから
簡単に作れる料理セットとかがあるよね？
最初から切られた食材、最初から量られた調味料
あとは炒めるだけとかのやつね。
家事の時間も大幅に短縮になるし
簡単にできたての温かいものが食べられるから
ものすごい家庭の良い味方だよね
そんなお料理セットを毎日使っていたご家庭と
毎日スーパーで素材を買って料理をしていたご家庭
0から料理を作ってもらったらどっちのご家庭がおいしいかわかるよね？
家事は楽していいし楽するべきなんだ
でもね、勉強は楽してはいけない
ラクをすればするほど落ちていく
楽をしなかった者が上がっていくからね
だから光生塾では楽にその場限りの成績の上げにつながるようなことはしない
みんなが自分自身の面倒を見てひとり立ちしていく自学力を身に着けるまでは
つらくきつい塾だと思うなかなか上がらない成績とまざまざと向き合う必要もある
でもそこには学力的にも人間的にも大きな成長がある
そんな姿が僕は好きだから自学してね