はっきり言います。
勉強苦手な生徒、極端に嫌いな生徒
そのほとんどが酷語です。
言葉を知らないから読めない
言葉を知らないから聞けない
言葉をしらないから考えられない
だからそもそも活字に向き合いたくないし
読まなくなっている
そして成長していくにつれ
自分では正しく読んでいるつもりなのに
問題を読めていないから解けない子
つまり馬鹿で読解力もなくては無しも通じない
そんな評価をつけられてしまうのです。
そもそも「酷」すら読めてないし
理解出来ていないんじゃないかな?
読んでくれている君
どう?
そんな子にはフォローが必要になります。
例えば、小学校の授業で
先生が「マットに手をついて・・腰を浮かし、目線はお腹を見つめながらぐるりと1回転する。」
という説明とともに皆の前でお手本を見せたとします。
すぐ出来る子は
体の使い方がうまく見て真似する子、
先生の説明を聞いて想像できる子、
この二パターンの子供でしょう。
ですがこの説明で出来ない子がいるのが事実です。
何をしてよいかわからず自己流で行い
授業が終わるのを待つのです。
では、そのような生徒にはどうしたら良かったか?
まず、手の広げ方がちゃんとパーになっているか?
パーにした手をマットに触れ、
どのタイミングで重心を手に移動させるか、
手は肩幅より狭めていないか、
マットと頭が付く位置はどの辺りか・・
そこまでする?
という所まで身体の動かし方を説明し、初めて合点するのです。
国語も他の教科も同じ
国語も同じです。
しっかりかみ砕いて出来るようになるために下の4つの完成を目指します。
- 活字への抵抗をなくす
- 書くことに慣れる
- 1日、1つは文章問題を説く
- 基礎的な約束の習得
まずは活字嫌いを克服しましょう
あえて“読書”とは言わず、「マンガからでもいい」
「その辺に書いてある短い文章」とハードルを下げて、
文字に触れる機会を増やす工夫をしましょう。
大事なことは読むことが役に立つという感覚です。
漫画なら保護者の方も同じものを同じ速度で読み
感想を共有しましょう
夕飯の時間に、「●●の場面よかったよな、主人公の台詞に感動したよ。君はどこが気に入った?」とか
積極的に読むことに触れさせます。
兄弟がいるのなら兄弟間でのコミュニケーションで成立させてくれるので
保護者の方があえて読まなくても良いですが、
読んで会話に入ることで
子供が漫画を読むことが悪ではない
認めてくれていると感じるので
読んだ方が良いです。
他にはトイレの壁に子供新聞の切り抜きを数日起きに張り替えていくのもありです。
最近であれば万博の記事があったので
トイレに万博の記事があったけど、どう思う?行きたい?」と会話をしましょう。
最初は「えっ?そんなのあった?」と帰ってくると思いますが
両親が同じ話題で話していると混じりたくなるものです。
根気よく続けましょう。
スポーツの記事や、科学の記事、天体の記事など
子供が好きなものを選んであげるのも
読みたくなるのでお勧めです。
大切なのは「読むこと」=勉強=嫌なこと
という意識を無くすことです。
家族の会話のきっかけ、お出かけのきっかけになる
そんな日常の一部として読むことを与えてください。
動物園の記事とか、水族館の記事とかを狙って貼るのも良いですし。
山や川、森など季節を感じるような記事も素敵ですよね。
子供の興味があることも良いですが
保護者の興味があることを貼るのも
子供が保護者のことを知るきっかけになるので素敵だと思いますよ。
書くことに慣れる
書くことと読解力は表裏一体です
「書く」という行為は自身の考えを整理したり
自分の思いを表現したり伝えたりする手段です。
なので、まずは身近な書くことを集中してやりましょう
具体的には学校の授業の板書です。
出来てる人はいいですが
国語が出来ない生徒のノートって
何も書いていないに等しいんですよ。
いや、ほんとに
学校の先生がまとめて板書しているはずなのに
変なところにつながりがない形に変わっていたり
そもそも何も書いていなかったり。
え?それも写すの!?
とか授業中に言われたりします。
板書案どんだけ必死に考えてると思ってんねん笑
と突っ込みを入れたくなりますよ全く。
なのでまずは板書をしっかりとノートに書く
最初はご自宅でノート確認と再まとめをしてあげてください。
汚くてもいいから全部写してきてと伝え
おうちで綺麗に整理して別のノートにまとめ直してください。
「そんなこと?」と思われるかもしれませんが
そんなことが大事だから学校の授業で
黒板を写させるんです。
同時並行で漢字を覚えてください。
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SAPI漢は漢字の辞書と思って大丈夫です
さかもと式漢字が漢字を覚えるためのものですが
書き順等は気にしないテキストなので
書き順が気になる方は漢検等
別で覚えましょう。
まずは読める、そして書けるという流れを意識してください。
さかもと式漢字は以下の流れです。
- 1ページ分を3枚コピーします。
- 朝 1枚目を答えを見て書き取り、2枚目を答えをみずに書き取りをします。
- 夜 3枚目を答えを見ずに書き取り、間違えた物は2回書きます。
- 終末に6日分を総復習します。総復習は6枚分を朝と夜に書き取りします。
- 1週間に6ページずつ進んでいきます。
- 半年程度で1周目が終わります。
- 定着重視で復習を多めに入れているため1周目でかなり覚えます。
- ただし、全く完璧ではありません。1周で完璧に覚えられる人間は殆どいないと思った方が良いです。
2周目以降
- 2ページ分を 各2枚ずつコピーします。
- 朝 2ページ分を各1枚ずつ答えをみずに書き取り、間違えた物は2回書く。
- 夜 2ページ分を各1枚ずつ答えをみずに書き取り、間違えた物は2回書く。
- 週末の総復習はしません。高速で問題集をループさせる事を重視しています。
- 1週間に14ページずつ進んでいく感じです。
- 大体2~3ヶ月で2周目が終わります。その後はひたすらループです。
一日1ページ読解問題を解く
これなかなか難しいと思います。
そこでおすすめなのが
読解はかせhttps://amzn.asia/d/0dLoj1N
このテキスト何がいいつて
扱っている題材がめちゃくちゃ子供心をくすぐります。
出版社さんが出しているサンプルを貼っておくので
ぜひ目次を見てください
ね!楽しく読みながら知識もついちゃう優れもの
おススメです!
国語には約束事がある。
読解における基本の“ルール”は大切です。
国語の文章、特に論説文は、
筆者が言いたいことを筋道を立てて文章にしています。
文章は、具体的な事例や経験を伝える部分と、
それをまとめた抽象的な文章で構成されています。
・例えば・・で始まる文章は『具体』。
- 要するに、つまり、このように・・でまとめ上げた文章は『抽象』。
抽象は具体例を言い換えた文章。
文章で表すとこんな感じ。
- 席を譲る人、困っている人に声を掛ける人、荷物持ちを手伝ってくれる人・・『具体』。
- やさしい人・・『抽象』
前者が具体的で、後者が抽象的な表現です。
受験国語は具体と抽象の繰り返しだったりします。
大学であれ、中学受験であれ受験国語は皆同じ。
そして対比も大切。
例えば、スマホがどれだけ便利かを伝えたい文章を書く場合は、
対比に黒電話をもってくる・・あの頃は家の電話にかけてお母さんに友達を読んでもらったりした。m体な漢字
何かを説明する時に、
それの対となったり対極(反対)にいそいうなものを持ってくると比較ができ、
説明がより分かりやすくなる。
加えて!大切なもう1つ。
「だから どうなったか」の説明。
論説文では具体例を記し、抽象化して表現し、
時に対比して、
結局、『何が言いたい』のかを示すフェーズがきます。
だから、【○○だ】。
ってやつです。
- だから改革が必要だ
- だから世界に勝てたのだ
- だから苦労してでも遂行するのだ
などと筆者の意見を述べる部分。
何が言いたいのかを『たから』につなげて書く。
以上が国語の基礎の基礎です。
他にも細かい基礎はありますが、
この【約束事】知っていると急に国語ができるようになります。
どうやってトレーニングすればいいの?
はいこれ。塾で小学生全員にやってもらってるやつ
ホント、大人もやってみて欲しいです。
目から鱗です。
何ならノートとかに書き込まなくていいですよ
親子で会話しながら相談しながら言葉で解けたらいい
1週じゃ忘れるんで何周もしてください。
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読むものなんでもつながるから
会話通じない大人いますよね
全員これやれって思ってます笑
言いすぎましたね
終わりです。