前回の続きです。
光生塾に通っている生徒
特に受験生は、学校以外の時間にかなりハードに
勉強に取り組んでいます
そうするとどうしても減ってしまうのが親子の会話
そこで大事になるのが親の「言葉」だけでなく「行動」
「親の行動」はすべて伝わる
行動を通じて親子は会話をします
心のおしゃべりです。
「親の行動」はすべてがメッセージとなり
子供に深く影響します。
私が昔から行動が表れていると感じるのは
お弁当です。
子供の栄養を考えた彩り弁当や子供の好きなもの茶色弁当など様々な色があります。
ここで不思議なことが起こります。
生徒の問題への取り組み方とお弁当に関係性があるのです
彩り弁当のお子さんは様々な難しい問題にも挑戦しますが
子供の嫌なものが入っていない茶色弁当の生徒は
自分の苦手な教科や難しい問題を避ける傾向があります。
つまりお弁当から嫌なものは避けてもいいんだ
というメッセージを受け取り
親の考えをまねした行動をとっているのだと思います。
子供を支配しない
親のした通り
言われた通り
そういう風に育った子はどうなると思いますか?
いい子になると思いきや
気分次第でルーズな行動をする傾向があります。
なぜ光生塾が3者面談かというと
保護者の方が普段子供にどう接しているのかを
観察できる瞬間があるからです。
ここから親の言いなりのように
子供に𠮟りつけるご家庭のお子さんの特徴が見えてきました。
前述した通り
気分しだいでルーズになる傾向です
例えば、授業の最中に突然集中が切れ
足をイスの上にのせたり
私や友人に対して一方的に言葉を発してしまう傾向にあります。
そういう子は残念ながら
うまくコミュニケーションが取れず
周囲から邪魔者扱いさせることも少なくありません。
愛されない人間
とでも言いましょうか。
自分で作った自分本位の世界から
中々飛び出してこないので
人間としての成長もさることながら
成績ももちろん落ちていきます。
その結果、周囲を攻撃することも少なくなく
敬遠され孤立していきます。
親の言いなりになり自分で行動しないということは
自分を親の口撃から守るために
傷つかない方法を学ぶことと言えるのです。
親子間でのコミニュケーションの目的は
相手の気持ち、相手の状況に配慮し
コミュニケーションが取れるように育てることです
そのためには親あなたの行動が
子供や他者を推し量り思いやりを持った行動を見せなければなりません。
社会生活はコミニュケーションを用いて
みんなの居場所を作る活動ですから
家族というコミュニティが親の支配下による
親の居場所であれば子供は自分の居場所を
外部に作る必要があり前述した通り
うまくコミュニケーションが取れず
周囲から愛されない子になるでしょう
まずは家庭からみんなの居場所を作り
子供の気持ちや子供の状況に配慮したコミュニケーションが重要なのです。
そのために親の皆さまが意識して行動して下さい