良く耳にする未来は変えられるという言葉
恐らくそうなのだろう
しかし私は良く
「未来は変わらないが過去は変えられる」
と言う
そこにはちゃんと理由がある
もちろん努力した未来・努力しなかった未来
それぞれの結果が変わるのは当たり前だと思う
私が言いたいのはそういうことではないのだ
今この時を生きている我々にとって
今というこの時間を全力で生きていく
それこそが大事である
どんなに努力をしても怠けても
生きているものは必ず死に
形あるものは必ず崩れていく
これは変わらない未来であり絶対である。
そんな世界で生きていくには
過去ではなく今を生きる必要がある
「あの出来事のせいでこうなった」とか「あの時ひどいことを言われたからひねくれた」
のような言葉を一度は言ったり聞いたりしたことがあるのではないだろうか
私が伝えたいのはこれらの出来事はすべて自分が作り出していると思ってほしいということだ
もういちど言うよ
過去は変えられる
思い出してほしいみんなが思う嫌なことを
そのおかげで何が学べた?
例えば、転んだせいで怪我をしたことあるよね?
きっと、その場所を通るとき、気を付けるようになったはずだ
ね、転んだ過去のおかげで怪我をしなくなったでしょ?
次は小学生の時に悪口を言われたとしよう
きっとひどく傷つくよね、心も痛いし
自分に価値なんてないなんて思ったりすることもあると思う
でもね、悪口を言われたおかげで君は人に優しくできるんだ
痛みを知っているから
人がどういうときに痛くなるか知ってる
だから君は人を痛めつけてはいけないよ
逃げていい、負けていい
この世で一番強い人間は
誰も傷つけることのない
この世で一番弱い人間だから
逃げた君、負けた君はこの世で一番強い
誰も傷つけなかったのだから
嫌な過去から学び、今後のために使うことができたとき
君の過去は素晴らしい過去になり素晴らしい人生になる
良いことも悪いことも必ずある
不公平に悪い事ばかり起こる人もいる
しかし、過去を悲観せず
過去を使い今を生きる
君が今を全力で生きるために
「過去のせい」を「過去のおかげ」に変える
今つらいこの時間が過去になった時
今この時のおかげになるように生活していく
今つらい勉強もきっと頑張ったおかげになる
だから生きよう全力で
君が生きているおかげで嬉しい人がきっといる
そしてその一人がここにいるよ