ママの力

これは私が塾業界で働いていて

肌で感じることであったが

最近、長くお付き合いをさせていただいている方のお子さんが非常に賢いのだが

中学校に進み、同じ学校や塾の子の学力の分析をしたというので聞いてみたところ

普段から私が肌で感じている結果と同じになった。

また中学という環境に身においている子が

肌で感じているのだから

せっかくだし書いてみようと思う。



【超下位】

親が完全放置



【下位から中の下】

小学校からベネッセやスマイルゼミ

しかし親のチェックはなくほとんどやらずじまい



【中~上位】

小学生のうちから塾に通っている、もしくはz会

親のチェックあり




【超上位】

塾できちんとこなしている

親のサポートや信頼あり。



【超下位】親が完全放置

これだけならまだよいが、全ての選択を子供に押し付け

責任までも子供に押し付けようとする場合もある。




【超上位】親の圧力あり。

圧力と言っても、やりなさいと一方的なのではなく

子供と二人三脚の場合が殆ど

そのうえで塾や学校の先生と連絡を取り

信頼関係を築いていることが殆ど




まさにこれだと思う。





塾という環境は

目的地までの近道であり最短ルート

みんな同じ目的地へ向かう

でも人によってスピードは違う

お金はかかる





例えるなら

子供はマラソンランナーみたいなものだろうか

自分で進む方向を決め、足を前に出し

転ばないように道を間違えないように

周りを確認しながら

長く厳しい道のりを走り続ける。





僕ら塾講師は、そのコースを管理し導くものと言えるだろう

こっちだよーってね





じゃあママってなんだ?

ランナーを整える整体師さん

エネルギーを補給する給水

よーいどんと声をかけるスタータ―





超下位の子たちのママは

子供に気を配らず体調管理をしない

必要な栄養等も与えず、インスタントや菓子パンが多い

スタートの掛け声もない

そして子供にお金を使わない





超上位の子のママたちは

子供を隅々まで観察し、体調管理や精神面でのケアに気を配る。

時には部屋の模様替えや引っ越しまで厭わない。

シューズは走りやすく疲れにくいものに、走る練習が効率的に出来る場所へ




食事は気を遣い栄養管理も怠らない





スタートの声掛けどころか

それまでのテンションを上げる努力をする。





子供に現れる差は

日々のこういうことなんだと思う