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公立高校入試専門塾、光生塾の岡田です。
今回は埼玉県公立高校入試における内申点の重要性と
内申点とはどういうものなのか説明していきたいと思います。
内申点って何?
まず内申点(調査書点)とは何か
どのように決まっていくのかについて説明します。
内申点とは
【通知表の成績・部活動の成績・検定の取得やボランティア活動等】
を数値化し、これらを合計した点数のことです。
中でも大きな割合を占めるのが通知表の点数であり、内申=通知表の点数として便宜上、使われることもあります。
大まかに考えれば通知表の成績=内申点と言っても良いのかも知れません。
埼玉県公立高校の入試システム
埼玉県の公立高校入試は内申点と当日点の合計で合否が決まります。
この方式を加算方式といいます。
入試当日の点数+内申点が皆と競う点数になるので
内申点の重要さがわかると思います。
埼玉県は学校ごとに内申点の満点の点数が変わります。
年度ごとにその点数も変わることがあるので事前に調べておきましょう。
具体的な学校ごとの違い
今回は仮にA高校とB高校とし比較していきます。
A高校の選抜基準
A高校では調査書の点数の合計が240点満点となっています。
第一次選抜・第二次選抜の欄で調査書の点数が240点ではないのは
この調査書に対する重要度を各学校が決め334点や215点になるように掛けているからです。
A高校では当日点:調査書点がおよそ7:5の割合になっています。
次にB高校を見てみましょう。
B高校では1年:2年:3年の割合が【1:1:3】になっています。
このことからB校ではA校より3年生の通知表の点数が重要だとわかります。
また内申点の満点295点のうち225点が通知書点で占めていることからもその重要性がわかります。
さらにA校の2次選抜は調査書点の割合が下がり当日点が重要になりますが
B校では逆に調査書点の割合が上がり調査書点が重視されます。
内申点1点はテスト1.4点分!?
ここまでで内申点とは主に通知書の点であること
学校ごとに重要度が変わることがわかっていただけたかと思います。
ここで1つ注目したいことが調査書点は学校ごとの倍率がかけられる点です。
A校では1次選抜で334点÷240点=約1.4
つまり1.4倍されていることがわかります。
B校では2次選抜で413点÷295点=1.4
こちらも1.4倍されています・
このことから内申点1点という点数は1.4点分の価値があります。
特にB校の3年生の通知表の点は3倍になるので
通知表が3から4に1つ上がると受験において
4.2点得ることと同じになります。
最後に
今回は内申点の重要性を知ってもらうために
実際に埼玉県にあるA校・B校を比較してみました
A校とB校で通知表の点数の扱いが違うことがわかっていただけたかと思い甲では
特にA校では1年生から頑張った生徒が認められやすい制度になっていて
B校では受験で気持ちを切り替えて努力した生徒にも平等にチャンスが与えられるような仕組みになっている。
埼玉県の高校入試は学校ごとに内訳が変わり重視するポイントも変わってくるので、初めて受験学年を迎えるご家庭にとっては難しく不安なことも多くなるだろう。学校に相談しにくいということも少なくないと思うし、何していいかわからないと思う。そんな時は気軽にお問い合わせいただければと思います。他塾の生徒だろうがなかろうが頑張りたいという気持ちがあるのであれば相談はいくらでも受け付けますのでお気軽に。
まとめ
・埼玉県の高校入試は当日点+内申点の合計で決まる!
・当日のテストが良くても内申点が悪ければ落ちてしまう
・内申点は1年から3年まですべて加味され、三年生が最重視される。
・3年生になってからでは1・2年生の内申点は取り戻せない。1・2年生だからとさぼってはいけない。
内申点は学校ごとに内訳が違う!自分の実力付近の学校や挑戦校はあらかじめ調べること。
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