問題集は最低2回やる
問題集は最低2回やる
学年順位上位25%から下の生徒からは
この大事な大事な学校ワークの価値を
理解できていないことが多いです
そんな生徒たちにとてもとても大切なことを
くり返しになりますが
「勉強とは出来ないを出来るにすること」
分からないものを分かるようにするとも言えますね
この観点から学校ワークなどの問題集の取り組み方について考えてみましょう
問題集を1回解き終わった状態は
「分からない・出来ないを把握しただけ」
なのです。わからない問題、出来ない問題が分かって良かったですねぇ
これからわからないを分かるに
出来ないを出来るに
やっと勉強が開始できる
この状態なのです。
「丸付けもしたし解説も読んだ!」
そんな声が聞こえてきそうですがどうでしょう?
「分かる」と「出来る」は違いますからね?
分かっただけで出来る気になっているようじゃまだまだ
解説を読んで出来る気になっているだけじゃないのか
分かった気になって本当にわかっているのか
これを確認するのが2回目なんです。
2回3回と取り組みチェックした✖を〇に変えて
初めて点が上がるのです
分かったつもりだったけど実際やったら出来なかった
覚えたつもりだったけどいざ解いてみると忘れていた
そんな問題を炙り出すのです。
時間が許す限り3回目、4回目と
出来なかった問題わからなかった問題を〇に変えていくのです。
出来ないものを出来るに変えるのが勉強ですから。
私が今まで見てきた生徒の成績TOP3に入る生徒は
例外なくシンプルに学校ワークを繰り返してましたね。
平均的には3回以上繰り返していたと思います
もちろん学校の授業や塾の授業をしっかり聞いて理解していたということが前提にありますが
成績TOPの生徒ですら同じ問題を何度も繰り返すわけですから
「人間はすぐ忘れ、すぐミスをするモノだ」
という事実を賢い人ほど理解しているのだと思います。
では具体的にはどのようにワークに取り組めばよいか記載しておきます。
くり返し取り組める工夫をする
①時間の余裕と家にコピー機があるなら、ワークをコピーする
②赤シートで消えるようオレンジペンで1回目の問題を解く(学校の先生に要確認)
③1回目をノートにやる
④解いた後に答えを折り曲げたり付箋で隠して2回目を行う。
⑤学校の先生にお願いして2冊目を購入する。
個人的には1回目をノートにやることをお勧めしますね。
最悪スケジュールが間に合わなくても
ノートを挟み込んで出してしまえばいいですし
「1回目ノートにやりました」と言ってしまえば
先生から見れば1.5回やっているように見えますからね。
評価が上がることだってありますよ。
間違えた問題には必ず印をつける
言わずもがなですかね
間違えた問題に印をつけるのは鉄則です
鉄の規則と書いて鉄則です。
やらなかったらダダ下がりと思いましょう
赤シート作戦の人は赤シートで消えない色ペンで
印をつけることを忘れないようにしましょうね
いちいちめくっていたらやる気と成績がダダ下がりですよ
テスト直前に印をつけた問題だけやり直すとか
2回チェックがついた問題だけやるとか
残りの時間と照らし合わせてバリエーションをつけれるのも良いです。
まずは学校の問題集を隅から隅までしゃぶり尽くすように取り組む
ほかの問題集に浮気はそのあとの話
問題集は最低2回取り組むこと
必ず実行してくださいね。