子供様にしないために④

子供様にしてはいけない① – 光生塾

子供様とは – 光生塾

子供様にしないために② – 光生塾

子供様にしないために③ – 光生塾

いままでのを読んでない人は是非合わせてご一読ください。

子供に自分本位な正論や言葉で論破させてはいけない。

今回は子供の意見に対しての接し方です

子供に自分本位な正論で論破させてはいけない

もちろん、理由が正当であり誰が見ても正しい場合は

親が御免なさいと言えばいいと思います。

しかし、本当に正当な理由ばかりですか?


口喧嘩や討論は

どうしても感情的になりやすいです

一説によると人は感情的になっている場合

IQ がガクンと下がるらしいですよ

具体的にはIQ80前後になる場合も多いんだとか


そんな状況ですから自分本位な力業で

勝てることって結構あるんです



よく子供と喧嘩になって、口が回らないから

いつも子供に負けてしまうとか

いつも論破されて負けてしまうといった

悩みを保護者の方からいただくことがあります。


子供もだんだん口がたつようになりますからね・



でもね、その子供の主張、自分本位じゃないですか?

親の上に立とうって感情が見え隠れしていませんか?


家族という距離が近い関係だからこそ

子供も素直にハイと言えないんでしょう。

例えば

宿題をやりなさい・お風呂に入りなさいとかね


よく言う子供の主張はこんな感じでしょう

「今やろうと思ってたのに、そんなこと言われたらやる気がなくなった」


それに対して

「あなたが全然やらないくて、こんな時間になってるんだから言っているんでしょう」

とかね


「だって部活してきて疲れてるし、帰ってきてご飯食べたらこんな時間にもなるじゃん」


こんな会話よくあるんじゃないですか?

どうですか?


あー、じゃあしょうがないか

と思いましたか?

ここで「確かに」

とか返しちゃだめですよ

「そうだね、部活が終わって、ご飯を食べ終わって、こんな時間だから言っているんだよ」

「こんな時間なのに焦る気配も、やる気配も感じないから言われてるんじゃないの?」

「部活から遅く帰ってきて、時間ないのは分かっているんだから、ご飯早く食べてやり始めたらよかったんじゃないの?」

どんな時でも、親が口喧嘩で勝てということではありません


前回に通ずるのですが、

親の上に立つ

という行為を簡単にさせてはならないということです


この場合も

宿題が終わっていないとか

お風呂に入っていないとか

そんな事実はさておき

自分本位な事情でやらない理由を述べている訳ですから

今からやりなね


という声かけでやれば本来良いわけです。


だってさっきの口論の後

やる事実は変わらないですしね。


ここで聞こえてきますよ

保護者の皆さんの声が

そう、我が家はもう負けてるかも…

これからは負けないように頑張ろう

って声が


すでに子供との関係性が出来上がり論破されているご家庭で

子供に負けないように言い返すと悪循環に陥ります。

喧嘩に発展することもありますから辞めましょう

冷静に



意識するのは論破されるほど言い合わない

先ほどの例で行くと

子供から

「やろうと思ってたのにやる気なくなった」

とか言われたら。

「そ、じゃあやる気出たらやんな」

と軽くあしらいましょう

ポイントは親からの指示や

子供に向けた言葉で終わらせること


言葉で勝てないなら

いなして受け流して

伝えることだけ伝える

相手の力を利用しましょう。


子供はやろうと思ってたといった手前

やらざるを得ないですからね


この会話をもってやらなかったのなら

やろうと思っていたんじゃないのかと

言えるのでね

しっかり怒鳴りましょう

別に悪いことじゃないですし

虐待でもないですよ



異常、上に立とうとする子供をうまくかわして

上下という土俵からさっさと降りてしまいましょう


結局親子は対等ですが

大事なところはしっかり上に立ち支配してあげてくださいね