個別指導塾は伸びない。
私自身、個別指導塾の講師をして7年目になるが、
個別指導は伸びない。
そう断言する。
じゃあなぜ個別指導塾をやっているのか?
個別指導の最大のメリットは一人ひとりの
得意不得意に合わせた授業ができることである。
生徒に合わせたカリキュラム、指導、宿題を考えて実行できるからだ。
しかし、これだけでは伸びない、
生徒に合わせた演習量では
いかに質の良い授業をしても
それを定着させる量が足りないからだ。
週1回月4回の授業の6時間で伸びるはずがないのだ。
それにもうひとつ、個別指導を選択する
生徒、保護者は個別指導塾で、伸ばしてもらおうとする。
集団授業に必死で食らいついていこうとするような
ハングリーさがないのです。
そんな生徒に必死に頑張ってもらう必要がある。
だから光生塾では宿題をたくさん出すし、
自習も強制する。
成績を伸ばすための絶対的な量を確保する。
それに付いてこれない生徒には、退塾してもらう。
本気で成績を伸ばしたいと、覚悟を決めた子の足を引っ張るからだ。
やりたくないのなら、もっと優しい塾があるよ。
そういう子には他の塾があるよ。
そう伝える。
それがその子のためだろうと本気で思っている。
結局、生徒が成績を上げる、と覚悟を決めて勉強に没頭しないと伸びませんよ?いくら教えても伸びないですよ?
これがすべてだと思う。
そんなこと、個別指導塾の塾長が言うべきではないのかもしれない。
でも、そんな生徒が多い土俵で戦い続けることを決めた。
だから光生塾は、厳しくなきゃいけない。
そんな個別指導という土俵で
必ず成績を上げるためだ。
もしかしたら光生塾は個別指導塾ではなく
強制自習メインの『自学自習監視塾』かもしれない。
でもそんなこと言われてもピンとこないでしょ?
だから光生塾は表向きには個別指導塾なのだ。